静岡県森林クラウド公開システム御利用にあたっての注意事項

目次

1. 静岡県森林クラウド公開システム利用上の留意事項
  1. 1 基本データ
  2. 2 履歴データ
  3. 3 その他
2. 静岡県森林クラウド公開システム運営方針
  1. 1 システムの目的
  2. 2 利用できる森林情報
  3. 3 問い合わせ先

1. 静岡県森林クラウド公開システム利用上の留意事項

    御利用にあたっては、以下の点に留意してください。

1 基本データ

(1)背景図

背景図には国土地理院の地理院タイル(標準地図や空中写真など)や、静岡県の微地形表現図を選択できます。
  地理院タイル・・・詳細は国土地理院HP(https://www.gsi.go.jp/top.html)を御覧ください。
  微地形表現図・・・航空レーザ計測成果による数値標高モデル(DEM)等を用いて作成した、地形の起伏等を表現する地図

(2)森林計画図

森林計画図は、静岡県が森林の位置と施業の利便などを考え、谷や尾根、河川などの自然地形を利用し、森林の植生を最小単位として区画(林班、準林班、小班)したものであり、地番界を特定したものではありません。
  林班 ・・・原則として大字毎に区画しています。
  準林班・・・原則として字毎に区画しています。
  小班 ・・・原則として植生の違いにより区画しています。

(3)森林簿

森林簿は、森林法の規定に基づき、静岡県が地域森林計画の付属資料として、森林の位置、林種、樹種などの森林資源情報を取りまとめた台帳です。静岡市、浜松市、島田市では、旧市町村単位で作成しています。

森林簿の情報は、毎年度更新を行っていますが、間接調査法等によるため、現地や登記簿などと一致しない場合がありますので、取り扱いには注意してください。また、森林簿は、所有権、所有界及び面積など、土地に関する諸権利などについて証明するものではありません。

なお、森林計画図や森林簿を御覧になって、明らかに樹種・林齢等が間違っている箇所などのお気づきの点がありましたら、静岡県森林計画課森林計画班及び各農林事務所森林計画担当課まで御連絡ください。


2 履歴データ

履歴データは、県などが森林に関する事務を実施することによって作成又は収集した情報です。概略的な位置などを示した参考図として、利用してください。

(1)森の力再生事業

森の力再生事業は、森林(もり)づくり県民税により森林整備の支援を行った森林です。

事業の対象森林、実施した森林は、森林計画図の小班単位に表示しています。

(2)森林整備事業

データ整備中です。

(3)森林経営計画

森林経営計画は、森林所有者などが、森林の施業や保護等に関する5年間の計画を作成し、市町長などの認定を受けた森林です。

計画の認定を受けた後に、森林の売買などにより計画内容を変更していることがあり、現在の情報と異なる場合があります。

(4)林道

林道の路線は、縮尺1/25,000の精度で作成しています。精度を超える縮尺に拡大すると、表示位置や現況との誤差が発生します。

(5)保安林

保安林は、水源の涵養、土砂の崩壊その他の災害の防備、生活環境の保全・形成等、特定の公益目的を達成するため、農林水産大臣又は都道府県知事によって指定される森林です。保安林では、それぞれの目的に沿った森林の機能を確保するため、立木の伐採や土地の形質の変更等が規制されます。

指定後の分筆等により、表示されない地番もあります。保安林位置・指定状況の正式な調査を必要とする場合は、森林を管轄する農林事務所にお問合せください。

(6)山地災害危険地区

データ整備中です。静岡GIS(https://www.gis.pref.shizuoka.jp)で御覧いただけます。

(7) 林地開発

林地開発位置図は、「林地開発許可」及び「連絡調整」の位置と概要を示したものです。

開発区域内に森林を残している場合もあるので、開発行為によって全て森林以外に転用されているわけではありません。

林地開発許可 森林法第10条の2の規定に基づき県知事または静岡市・浜松市・沼津市・富士市長・磐田市長・焼津市長・藤枝市長が許可した開発行為です。地域森林計画対象民有林で1ヘクタール (太陽光発電設備の設置の場合は0.5ヘクタール)を越えて開発する場合に許可が必要になります。
連絡調整 許可を必要としない地方公共団体等が行った開発行為です。地域森林計画対象民有林で1ヘクタール(太陽光発電設備の設置の場合は0.5ヘクタール) を越えて開発する場合に行為者が県知事または静岡市・浜松市・沼津市・富士市長・磐田市長・焼津市長・藤枝市長に連絡調整(通知)を行います。

3 その他

(1)推奨環境

本サイトの閲覧は、パソコンからの場合はMicrosoft Edgeまたは Google Chrome 最新版での利用を推奨します。

推奨ブラウザ以外では機能の一部または全てが動作しない可能性があります。

本サイトは一部ポップアップウィンドウで表示する場合があります。利用環境で、ポップアップブロックの機能が有効の場合は、正しく表示されない可能性があります。

本サイトは、地図情報をわかりやすく表示するため多量のデータ通信を行います。通信環境によっては画面表示に時間を要する場合がありますので、高速通信環境(ADSL回線や光回線、LTE回線など)での利用を推奨します。

(2)情報の責任

森林情報(基本及び履歴データ)は、静岡県が森林区域の資源管理などのために利用しているものです。

本システムで公開しているデータの正確性、網羅性、特定の目的への適合性等について、静岡県は一切保証しません。

(3)情報による損失など

本サイトの利用、あるいは利用できなかったことにより発生する直接又は間接の損害又は損失に対して、静岡県は一切の責任を負わないものとします。

(4)森林情報の性格と利用制限

本システムで提供している森林情報は、地理院タイルを除いて、クリエイティブ・コモンズ表示4.0ライセンスの下に提供されています。

また、システムで公開しているデータを用いて行う一切の行為(それらを編集・加工等した情報を利用することを含む。)について、何ら責任を負うものではありません。

静岡県が、システム上において、第三者に権利があることを表示・示唆している場合であっても、その表示・示唆は網羅的なものではありません。

基本データ
履歴データ
航空写真などから判読(間接調査法)して作成した情報で、実測によるものではありません。
面積、樹種及び林齢などが現地と一致していないことがあります。
所有権、所有界及び面積などの土地に関する諸権利などを証明するものではありません。
地図は、概略的な位置などを示した参考図としての利用を前提としたものです。

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2.静岡県森林クラウド公開システム運営方針


1 システムの目的

このシステムは、地図を利用した視覚的な森林情報を広く県民のみなさまに御覧いただき、森林との共生を進める共有のデータとして活用するものです。

このシステムを活用することにより、私たちは、森林を守り、育て、その恵みを活かして、森林との良好な関係を築きながら、森林の多様な機能を持続的に発揮させることを目指します。


2 利用できる森林情報

静岡県の森林を知る情報として、「基本データ」と「履歴データ」を発信します。

基本データ ・地形や植生を基に森林を区画した図面(森林計画図)
・区画ごとの森林の植生や林齢、面積などの台帳(森林簿)
履歴データ ・森林(もり)づくり県民税を活用して再生した森林(森の力再生事業)
・森林所有者などが自発的に森林の伐採や整備を計画している森林(森林経営計画)
・森林の伐採や整備を行うために開設された道路(林道)
・開発行為によって森林以外に転用された箇所(林地開発)

3 問合せ先

森林計画課森林計画班

郵便 〒420-8601 静岡県静岡市葵区追手町9-6
メール shinrinkeikaku★pref.shizuoka.lg.jp (★を@に変換してください。)
電話 054-221-2613
FAX 054-221-2829

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